ご自宅のトイレをリフォームしたい(交換したい)という時、初めてで「何を気をつければいいのか分からない」「費用はどのくらいかかるのか? 事前に相場を知っておきたい」「工期(時間)はどのくらいかかかるのか?教えて欲しい」「注意点を教えて欲しい」「業者にだまされたくない」等々というお悩みはありませんか?住宅リフォーム/リノベーション工事の現場監督がそのお悩みにお答え致します。

TOTOトイレカタログ写真 「ピュアレストQR」
1.工期と予算の目安、時間とお金いくらかかるのか(基本1日工事、費用20万円~)
※ご自宅の既存状況、設置においての必要工種(職人)の状況および商品価格の変更で大きく変化致します。あくまで目安としてお考えください。また内装(壁紙交換やクッションフロア交換)は別途3万円~5万円かかるとお考えください。
ズバリ正確な自宅リフォーム費用を知りたい場合はリフォーム業者に自宅現場調査をさせて、見積もり依頼をすることが大切です。
リフォーム業者の選定や、当てがない場合は、業者選定、見積もり依頼サイトに依頼をかけるのがよいです。第三者機関が間に入るので、業者評価や施工に一定の品質が確保されています。またクレーム等もこの機関が受け付けることで安心出来ます。
2.トイレリフォームのイメージを描こう(事前商品知識)
・トイレのタイプトイレの種類は、大きく4つ「組み合わせ型」「タンク一体型」「タンクレス型」「システム収納型」があります。それぞれメリットとデメリットがあります。

Lixilトイレカタログ写真 「アメージュ」
最もスタンダードな内容です。メリットは、価格が安価です。
故障時のメンテナンスや交換が簡単です。
メンテナンスコストが抑えられます。構造的にもシンプルでトラブルが少ないです。
デメリットは、他のタイプと比較すると比較的掃除がしにくいです。(現在最も主流のトイレです。便器は以前と比べると凹凸が少なくなりホコリや汚れが付着しにくい構造に変化しています)
「タンク一体型」
イメージ写真(メーカーより)
一体型トイレとは便座と便器が一体になったトイレです。凹凸が少なく掃除がしやすくスタイリッシュな外観に人気があります。ただし、便座(ウシュレット)部分の故障や交換の必要に迫られた時、便器ごと交換することが多いのがデメリットと考えられます。
「タンクレス型」

TOTOトイレカタログ 「ネオレスト」
見た目がすっきりしていますが、手洗い場を別途に設ける必要があります。
カタログ等でトイレ室内空間の最低必要寸法(奥行きと幅)に制約があります。(?)
ですからこの条件が確保されないと設置できない家もあります。
またタンクがないため水道の水圧そのもので排泄物を流す構造になります。
規定水圧が確保出来ない場合は設置してはいけません。例えば2階以上の部屋だと水圧
が一般的に低くなる為トイレとしての機能が果たせない場合があります。どうしてもという場合は、有料になりますが、工事業者に水圧計で水圧を測って可能かどうかを判断
して貰う方がよいでしょう。
「システム収納タイプ」
イメージ写真(メーカーより)
最近人気のタイプでタンクが背面に隠されていて、家具調の左右の扉にトイレ用品(ブラシ、洗剤等が収納でき、おしゃれ感とすっきり感の両立が出来ます。特に女性に人気があります。
「便座について」
•便座は普通便座、暖房便座、温水洗浄便座の3つがあり、機能性や快適性によって選びます。温水洗浄便座はシャワートイレ機能が付いていますが、費用も高くなります。トイレの商品価格の半分は温水先行便座の価格を閉めます。
•最近の便器は汚れにくいコーティング加工がされおり、従来よりお掃除が楽で清潔感にあふれています。便座に自動開閉や洗浄機能などがあります。これらは快適さや清潔さを高めますが、費用断然高くなります。
トイレリフォームのイメージは膨らみましたか?
3.リフォーム一押しのトイレは(組み合わせ型トイレ)
なんと言っても、コストパフォーマンスが一番よいです。
施工や構造もシンプルなので壊れにくいし、トラブルも少ないです。
どの設備機器もそうですが複雑かつ多機能になるとデリケートになりやすいです。
なにより施工そのものが時短で済むのは、ストレスが少なく済みます。
リフォームはお金も必要ですが、気力と体力も必要になるからです。
4.自宅トイレリフォームで知っておくこと(考え方のポイントと既存の空間の把握)
考え方のポイント)自宅トイレ既存状態を知る。
ポイントは3つ
- 既存トイレの排水芯を知る
- トイレ室内空間の大きさと仕上がりを知る
- 現場写真をデジカメやスマホで撮る
- 既存トイレの排水芯位置を知る。
トイレの排水形式は床排水と壁排水の2つ。戸建ては床排水がほとんどです。
家のトイレの状況に合わせて選びます。床排水は床から排水管が立ち上がっている。壁排水は壁から排水(後方抜き、側方抜き)があります。(主にマンションに多い)。
→排水芯ってなに?
・排水芯とは、壁からトイレの排水管の芯までの位置。
※ズバリ!「イメージ図」挿入
通常カタログでは排水芯●●㎝と表されます。この排水芯位置が合わないと戸建てなら、床下の排水管と便器本体の排水経路の接続位置が合わず工事が完了できません。
→排水芯の調べ方は?
- トイレの型番を調べる(便器にシールで型番が貼ってある事が多い)
- インターネットで検索する「型番」「排水芯」
一般の方でも専門業者でもインターネットでほぼ情報が拾えます。
※床排水のリモデルタイプであれば、排水心●㎝~●㎝まで対応しています。
排水アジャスターが可変して大がかりな排水芯の移動(床解体(大工工事)、既設排水管の位置変更工事(水道設備職人)および床の復旧工事(大工工事)のを行わなくて
排水管の位置移動工事が必要ない為、日数と手間のコストダウンにつながります。
トイレリフォームでは、ポピュラーな商品であり施工方法です。
- トイレ室内空間の大きさと仕上がりを知る
空間のゆとり)
既存のトイレ室内の空間1.奥行き、2.幅、床からの天井高
これは、トイレ機種によって、室内の奥行き、特に便器の前空間や幅が何ミリ以上確保されないと設置できないという制約があるからです。
巻尺(スケール)で事前に測って略図を描いて記入しておく良いです。
空間の仕上がり)
また既存トイレ床の仕上がりが、フローリングなのか、クッションフロアなのか、それともタイルなのか、壁の差上がりが壁紙(クロス)なのか、タイルなのか、塗り壁なのか、天井は化粧ベニヤなのか、壁紙なのかによって内装の仕上げ方やトイレ本体の設置施工方法や価格に変化が出て来るからです。
- 現場写真をデジカメやスマホで撮る
角度的に撮りにくい場合もありますが、トイレ空間全体の写真、正面や側面、扉面、床面天井面、既存トイレの型番写真やタンクの型番写真があれば、空間全体の建材の仕上がりがわかり、排水芯も把握出来ます。
5.トイレリフォームするメリット
リフォームするメリットは様々ですが、私が感じるのは家電も5年10年前のものから交換した時、「こんなに便利機能があるの!」と感心する事があるのと同様、住宅設備機器も年々季節ごとに進化を遂げている事です。
つまり快適さが向上します。また新しくなるのでなにより気分がいい事です。
・清潔感が持続する(汚れが付きにくい表面加工、目立たない)
・掃除がしやすい(掃除の時短)
・節水効果と節約につながる(昭和のトイレの水量の約半分で流せる)
6.現場監督からの一言と工夫
・トイレアクセサリーの交換と工夫をする
ついつい本体工事に目が行きがちですが、室内のアクセサリーや照明器具交換、換気扇の交換もお勧めします。周りが新しくなると既存の物の古さが汚く写り空間満足が下がります。(一緒にやれば良かったと後悔する人もいます)
アクセサリーも交換すると利便性が高まる事もあります。検討する価値ありです。
具体的には、ペーパーホルダーを2連タイプにする。納扉と棚付きペーパーホルダーにするなどです。また古い換気扇を交換する。照明器具の交換(電球色の交換)も視野に入れるのも良いと思います。電気工事が工種に追加されます。
・バリアフリー化を取り入れる
また近年は高齢化に伴い将来を見据え段差解消や手すりを設置される方が増えています。
不思議な物で手すりは設置すると若い人でも使います。バランスを取るのに便利だからです。具体的には、手すりをつける(I型手すり、L型手すり)床の段差解消(床組み)を同時に行うなどです。いずれも大工工事が工種に追加されます。
・内装の一部にアクセントクロスを配置する
最も手軽でインパクトのある工事です。トイレ交換トイレ交換の時に内装を変えることです。具体的には、四方向ある壁の一部にアクセントクロス(柄やビビットな色)を採用することで空間の雰囲気をガラッとおしゃれに変えることができます。
・既存トイレと大きく異なるタイプのリフォームを検討の方へ
タンクレストイレやシステムトイレへ変更、手すりの設置をする場合は、下地施工(設置にあたり加重に耐えられるよう壁に木下地を組む工程が追加されます。またコンセントの移設や給水管排水管の新設や移設、分岐等が絡みます。
既存便器と交換したいトイレのタイプに応じた施工はリフォーム専門業者に相談しまし
ょう。
具体的パターンとして
・和式トイレ(汽車便等)→洋式トイレ(タンク式)
・隅付きタンクトイレ→洋式トイレ
・洋式トイレ→洋式トイレ
・洋式トイレ→システムトイレ/タンクレストイレ
7.ショールームへ行こう
カタログ見るよりも現物を見て触っていられる情報体感情報体験情報に勝るものはありません。
ショールームに行く目的とメリット
- 商品自体の情報を事前に把握する(検討する)
- 具体的イメージがまとまる。
- 決定した商品の仕様(材質、色、大きさ)を決定する。
基本ショールームは事前予約制です。
行けば必ず説明を受けられるというものではありません。(職員が空いていれば別です)
前もってショールーム側の空きのある日時を聞き、電話で予約をするかインターネットで予約をしてショールームの職員から説明を受けるという形になります。またリフォーム業者に頼んで予約してもらう事も出来ます。
現物説明を受けてメーカー見積図面や設計やプレゼン資料などをもらうことができます。(商品の案内と説明、お客様の質問の受け答えや相談、それにもと付いた見積もりと資料作成で2時間はかかります)