カグスベールの使い方と種類を徹底解説、模様替え、引っ越し、DIY、お掃除の大型家具移動強い味方

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カグスベール
この記事を読んで欲しい人

1. 模様替えを1人で行う独身の人
2. 家具配置を1人でやらなきゃいけない女性や奥様(お掃除など)
3. 引っ越し後でこれから模様替えをする賃貸入居者
4. 親や実家の断捨離を検討している人

5. DIY作業で床張りやクロスの張り替えを行いたい人

この記事を読んで欲しい人

この記事を読んで欲しい人は上記の1~4に当てはまる人です。
理由は、「カグスベール」という商品が、重量家具を1人で動かす時、とても力強い味方になるからす。
昔と違い、引っ越しや家具移動で知り合いや知人、近所の人等声がけするのがなかなか難しい世の中なのではないのでしょうか?

特に、冷蔵庫やタンス、リビングのソファーや食器棚の1人での移動に大変活躍する道具になります。
下記の動画をご覧下さい。
その上でブログを読むとより理解とイメージが深まるでしょう。

YouTube 「OKユリシーズ44」より引用

目次

カグスベールとは何か?

カグスベールは、ニチアスで作られている家具を簡単に動かすための大変便利なアイテムです。
2本1組の商品です。例えば、家具下ソリの足を付けるように、はかせる事で、
床との摩擦を減らし、家具をスムーズに移動させることができます。
特に重い家具や頻繁に動かす必要がある家具に役立ちます。

例えば、大掃除の際に家具を動かすのが大変な場合や、模様替えや引っ越しの際に家具を移動させる必要がある場合に便利です。
カグスベールは、家具の脚に簡単に取り付けることができ、取り外しも容易なんです。
私も、在宅で家具の多いリフォームの現場では、とても頼もしい味方です。

カグスベールの利点は、床を傷つけず家具移送が軽々と行えることです。

下の記事はニチアスさんの「カグスベール」に関してのホームページになります。
15種類のもなるカグスベールを紹介しています。(そんなにあるんですね。)

人それぞれ異なると思いますが、実際どうなのかを含めて情報を絞ってお届けしたいと思います。

カグスベールの素材と特性

カグスベールの素材と特徴

フッ素樹脂と合成ゴムで出来ています。

フッ素樹脂という聞き慣れない言葉がありますが、フッ素樹脂の大きな特徴に一つに滑りやすい(摩擦が少ない)という特徴があります。この特性を活かしカグスベールの最大の特徴「軽い力で重量物を滑らすという」事が出来るのです。

カグスベールが使える場所

フローリング、防音フローリング、フロアタイル、クッションフロアー、畳等。
一般的な住宅の床材なら大抵の場面で使う事が出来ますのでご安心ください。

カグスベールが使えない場所

カグスベールは、凹凸の激しいところやざらついた硬い面では使えません。
例えば、凹凸あるタイル面やコンクリートやモルタルの面です。
理由は表面のフッ素樹脂が摩耗され役割を果たせなくなってしますからです。

カグスベールの種類と用途

カグスベールプロ 900L/700L

かめかんとく

我々のような業者がよく使うのは、プロ用の900Lです
これを在宅現場には、2組用意して家具を動かしながらリフォームを行います。これをセットしておけば、職人さんが一人でも、家具移動が出来るからです。

カグスベールプロ900Lの特徴

1. 幅)80㎜  長さ)900㎜   厚み)13㎜ × 2本入
2. 重量 2.92㎏
3. 価格 12000円~15000円

カグスベールプロ700Lの特徴

1. 幅)60㎜  長さ)700㎜   厚み)13㎜ × 2本入
2. 重量 1.68㎏
3. 価格 7000円~10000円

引っ越し屋さんや、リフォーム業者で、最も多く使われるカグスベールです。

使い方は、どのカグスベール同様ですが、ブラウンの面を下にして黒い面に動かしたいものを乗せます。
家具の両端にセットして、家具の底面が床に接していない事を確認。
カグスベールがソリの脚のような感じでセットできればokです。

カグスベールの黒いゴム面には丸い凹みがあります。冷蔵庫を動かす時は、冷蔵庫の前スカートを外し、
前脚を回転させフローリングへの踏ん張りをなくします。
カグスベールに乗せたら、この凹みに冷蔵庫の前脚を逆回転させ冷蔵庫が脱輪しないように出来ます。
コツを覚えれば大変便利な道具です。1人で多くの家具移動が出来ます。

また900Lタイプは、それぞれに穴が有りロープ等を入れることで、押す人と引っ張る人で作業が出来ます

カグスベールプロ 900L
総合評価
( 4 )
メリット
  • 大型冷蔵庫、大型テレビ、タンス、大型ソファー、重量テーブルの移動が1人で出来る
  • フッ素樹脂加工のゴムで床を傷つけないで移動出来る
  • 900㎜の大きさで大抵の大型家電や家具に対応出来る
  • 子育て世代(模様替え多い)には大変便利
  • 転勤族や独身女性の引っ越し後の家具配置に活躍
  • 大掃除を徹底して行いたい人やdiyで内装したい人には大変重宝
デメリット
  • 価格が高い12000円前後
  • 家具配置が落ち着いている家には不向き

カグスベール 重量用 ~ カグスベールプロとの違い

カグスベール 重量用の特徴

1. 直径)70㎜の円形 厚さ)7㎜ 2個入
2. 重量 60g
3. 価格 1500円前後(2個×2セット)

カグスベール重量用は、プロ用と違い直径70㎜の円形になっています。
カグスベールプロが2辺の線で支える構造に対し、点で支える構造になっています。
4つ脚のテーブルや、ソファーや椅子の移動では大変重宝するアイテムになります。

また欠点を言えば、それだけ運搬物との接点が狭くなり運びにくいという事です。

カグスベール 重量用
総合評価
( 4 )
メリット
  • プロ用と比べ圧倒的価格の安さ(4点で約1500円)
  • プロ用と比べ大変コンパクトで保管場所を必要しない
デメリット
  • カグスベールプロに比べ運搬重量が半分100㎏まで(4点支持)
  • カグスベールプロに比べ繊細な運搬が必要

カグスベールプロと重量用の違い

カグスベール重量用とカグスベールプロとの違いをここで説明致します。
最も大切なのが、用途の違いです、動かす家具や家電の重量の違いです。

重めの家具にご使用いただく重量用は、4点支持で100kg程度まで、
プロ用は2本使用で200kg程度までを想定しています。(ニチアスメーカー回答より引用)

また、カグスベールプロだとどうしても動かしにくい場合があります。
カグスベールプロは、大きい(長い)ので、同じ部屋で使う場合、他の家具と干渉して
邪魔になる場合が時折あります。

いきなり、1万円以上するカグスベールプロを購入するには、価格的に大変抵抗があると思います。
でもどうでしょう、数千円でこの実感が得られるならとても大きなメリットがあります。

 私としては、カグスベール重量でテストランニングをして、効果を実感し、満足度をも少し欲しいとするなら
カグスベールプロを使用する事をオススメいたします。



カグスベール

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ブログ運営者

リフォームの現場監督を15年ほど携わっています。
現役建築施工管理者として日々汗をかき、知恵を絞っています
建築の現場は多種多様な資格が必要ですね。私がこの世界に入る切っ掛けは、福祉住環境コーデネイターの取得でした。
リフォームは、一般の人には相場価格や標準的施工法がわかりにくいですね。この仕事は、大工さんが何人で何日で出来るか、なんて公式もないんですから(笑)
リフォームのわかりにくさを少しでもわかりやすくなればうれしいです。
取り上げてもらいたいテーマ等受け付けてます。

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