電動丸鋸の魅力と購入のポイント
「マキタホームページ」より画像引用
電動丸鋸の魅力(利点)と基本的知識を知る
電動丸鋸の魅力や利点
電動丸鋸の利点は、圧倒的切断ピードの早さと直線カットの正確さです。
また同じ事を手鋸で行うとしたら、時間は20倍違うといっても過言ではありません。
体力を使わず、手鋸以上に正確に直線カットをこなす頼もしい電動工具になります。
電動工具も小型化と軽量化が進み、初心者や女性でも扱いやすい機種が増えてきました。
この電動丸鋸を手に入れることで、あなたのDIYの幅が確実に大きく広がります。
本記事では、電動丸鋸の魅力と購入時のポイントについて詳しくご紹介します。
特にDIY初心者や丸鋸の購入に躊躇している(キックバック等への不安)方へ記事を記載いたします。
1. 高い切断精度
電動丸鋸は、高速で回転するブレードを使用することで、非常に高い切断精度を実現します。
特に、直線的な切断においては、他の工具に比べて圧倒的な精度を誇ります。
この直角直線への加工精度は非常に重要であり、プロフェッショナルな仕上がりを追求するためには欠かせません。
2. 作業効率の向上
電動丸鋸は、そのパワフルなモーターにより、短時間で大量の切断作業をこなすことができます。
作業効率が飛躍的に向上し、精度とスピードアップが図れます。
また、手動の鋸に比べて力を入れる必要がないため、体力の消耗を抑えることができます。
3. 多用途性
電動丸鋸は、さまざまなブレードを取り替えることで、木材、金属、プラスチックなど、異なる素材に対応することができます。これにより、ひとつのツールで幅広い作業をこなすことができるため、工具の数を減らすことができ、作業スペースの効率化にも寄与します。
4. 安全性の向上
最新の電動丸鋸には、安全装置やガード機能が充実しており、作業中の事故を防ぐための工夫がされています。例えば、ブレードが回転している間は手を近づけないようにするガードや、万が一の故障時に自動で停止する安全装置などが搭載されています。これにより、安全に作業を進めることができます。
上位の丸鋸は価格も高いですが、安全面での機能が充実していますので、検討する価値があります。
丸鋸に関しての基本的工具知識を押さえる
刃(チップソー)の回転方向や基本原理を理解する
丸鋸の刃は、進行方向の右側(外側)が左回りで回転します。
その事とを知っておきましょう。
そして、刃の交換の時は、刃の回転方法を知り、間違えないように取り付けしましょう。
また、刃の交換の時は、電源コードを抜くかバッテリーを外し、誤作動が起きないように徹底してください。
刃(チップソー)の種類を知る
どの材(木や石膏ボード、金属)を切るかによって、選ぶ刃が異なります。
木材一つとっても様々な種類があり、厚みや直径、歯数など加工目的によって変わってきます。
ここでは、木材以外も切れるんだ程度で充分です。
種類 | 用途 | 特徴 |
超硬チップソー | 木工用 | 硬度と靱性を併せ持つ。耐摩耗性、耐欠損性に優れる |
サーメットチップソー | 金工用 | 特殊チタンを主成分とする |
焼結ダイヤモンドチップ | サイディング用 | ダイヤモンドを高密度に焼結したチップ |
超微粒子超硬チップ | 石膏ボード用 | 高強度、高硬化化したチップ |
刃の外径と切り込み深さを知る
例えば、何を切りたいのか
木材であれば、ベニヤ材12㎜や野縁30㎜×40㎜角 ワンバイ材19㎜、ツーバイ材38㎜等。
私は、「ハイコーキの165㎜刃のACタイプの丸鋸」と、「マキタの125㎜刃のバッテリータイプの丸鋸」
を持っています。どちらも、深切りが出来便利です。
マキタ125㎜刃のバッテリー丸鋸(型番 HS474D)を購入後は、ほぼ100%マキタを使っています。
小型で扱いやすいのと、ツーバイ材の厚みが切れれば、ほぼ事足りる。
残った材料を短く切ったり、電源のない場所で車載用に資材をカットして、積み込みます。
バッテリータイプの良さは、電源が無くても工具が使えるありがたさですね。
最近の、リフォームの現場では、125㎜を使う大工さんも多いです。
さすがに大工さんは、165㎜刃のACと併用しています。
加工材も厚く、堅い木材を使いますし、納期があるので、ACのパワフルな工具は手放せません。
深切りは、メーカーや機種によって若干変わります。あくまで参考値です。
最近は125㎜のタイプを多様しています。
手頃で便利ですね。
一般の方なら125㎜でも充分楽しめます。
刃の外径 | 85㎜ | 125㎜ | 147㎜ | 165㎜ | 190㎜ |
切断能力(深切り) | 46㎜ | 57㎜ | 66㎜ | ||
切断能力(通常) | 25.5㎜ | 37㎜ | 47㎜ | 55㎜ | 69㎜ |
刃の直径を小さくする
キックバックの反動を小さく押さえたいなら、刃の直径を小さくすることで反動の力を押さえられます。
オススメは125㎜の刃(チップソー)のバッテリーモデルです。汎用性と軽量さ扱いやすさのバランスが良いです。
電子丸鋸を選ぶ
丸鋸には、電気丸鋸と電子丸鋸があります。
項目 | 電気丸鋸 | 電子丸鋸 |
重量 | 重い | 軽い |
回転速度 | 早い | 遅い |
パワー | 強い | 弱い |
価格 | 安い | 高い |
電気丸鋸は、パワフルで頑丈な作りです。
スイッチを入れると100%高速回転を行いパワフルで高い切断能力を発揮します。
その分コントロールにより繊細さが求められる丸鋸になります。
電子丸鋸は、電子制御された丸鋸です。
スイッチを入れると電気丸鋸に比べスロースタートに回転を行います。
また、過負荷がおきると回転数を下げてモーターに負荷がかからないようにコントロールされています。
昔は、電気丸鋸しかありませんでしたが、電子丸鋸という安全を意識したものがあります。
検討してみてはいかがでしょうか。
キックバック軽減装置機能付きを選ぶ
丸鋸には、キックバック軽減機能付きの機種があります。
価格は高くなりますが、より安全を図りたい方は検討してみてください。
DIY初心者が、丸鋸への心理的敷居が高くなるのは、キックバックに対する恐怖心と警戒心の為です。
1. 丸鋸の本体や刃も含めた基本的構造を知る
2. 刃の直径を目的の径で納め小型化する(125㎜がおすすめ)
3. 電子丸鋸を選ぶ
4. キックバック軽減装置がある物を選ぶ
キックバックが心配なら防護ズボンの着用を検討する
購入時のポイント
1. モーターのパワー
電動丸鋸を選ぶ際には、モーターのパワーが重要な要素となります。一般的に、パワーが高いほど、厚い材料や硬い素材を容易に切断することができます。ご自身のプロジェクトに合わせて、適切なパワーのモデルを選びましょう。
2. ブレードの種類
ブレードの種類も、電動丸鋸を選ぶ際の重要なポイントです。用途に応じて、木工用、金属用、プラスチック用など、さまざまなブレードが用意されています。また、ブレードの直径や刃の数も考慮する必要があります。プロジェクトの内容に合わせて、適切なブレードを選びましょう。
3. 安全機能
電動丸鋸は、高速で回転する工具であるため、安全機能が非常に重要です。購入時には、ガードや安全装置がしっかりと搭載されているモデルを選びましょう。また、使用時には、適切な保護具(手袋、ゴーグルなど)を着用することも忘れずに行いましょう。
4. 重さと操作性
電動丸鋸の重さや操作性も、選ぶ際のポイントです。軽量で扱いやすいモデルは、長時間の作業でも疲れにくく、細かい作業にも対応しやすいです。実際に手に取ってみて、自分にとって扱いやすいモデルを選ぶことが大切です。
5. ブランドと信頼性
電動丸鋸は、多くのメーカーから販売されています。信頼性の高いブランドの製品を選ぶことで、長期間安心して使用することができます。また、アフターサービスや保証内容もチェックしておくと安心です。
電動丸鋸の性能を見極める際の視点について、以下のポイントが役立つかと思います:
1. パワーと速度
- モーターの出力: 高出力のモーターは、硬い材料を切断する際に重要です。
- 回転速度: 高速の回転速度は、よりスムーズで迅速なカットを可能にします。
- 回転数: 通常、電動丸鋸の回転数は1,000〜3,000rpm程度です。
- 出力: 一般的な電動丸鋸の出力は500〜1,500W程度です。
2. 刃の種類とサイズ
- 刃の材質: カーバイドチップやダイヤモンドチップの刃は耐久性が高く、長持ちします。
- 刃の直径: 切断する材料の厚さに応じたサイズを選ぶと良いです。
刃の直径: 刃の直径は通常、100〜150mm程度です。
3. 安全機能
- ブレードガード: 手や指を保護するための重要な機能です。
- 電気ブレーキ: スイッチを離した瞬間に刃を止める機能で、安全性が向上します。
4. 持ちやすさと使いやすさ
- 重量: 長時間の作業でも疲れにくい軽量モデルを選びましょう。
- グリップ: 滑りにくく、握りやすいデザインのものが使いやすいです。
重量: 重量は1.5〜3kg程度で、持ち運びや使いやすさを考慮して設計されています。
5. 調整機能
- 傾斜角度と深さの調整: 切断の精度を高めるために、簡単に調整できるモデルが便利です。
6. バッテリー寿命(コードレスモデルの場合)
- 持続時間: 長時間の作業を行う場合は、バッテリーの持ちが良いものを選ぶと効率的です。
これらのポイントを参考にして、自分のニーズに最適な電動丸鋸を選んでみてください。何か具体的に気になる点や用途があれば、さらに詳しくお答えできますよ!
もと具体的な数字で教えてください
電動丸鋸の性能について具体的な数字をいくつかご紹介しますね。
電動丸鋸の使い方とメンテナンス
1. 正しい使い方
電動丸鋸を安全に使うためには、正しい使い方を理解しておくことが重要です。使用前には、必ず取扱説明書を読み、各部の機能や操作方法を確認しましょう。特に、安全装置の使い方やブレードの取り付け方法などは、しっかりと理解しておく必要があります。
2. メンテナンス
電動丸鋸は、定期的なメンテナンスが必要です。ブレードの交換や清掃、モーターの点検などを定期的に行うことで、長期間にわたり安全に使用することができます。また、使用後には必ずブレードを取り外し、工具本体や周囲の掃除を行うようにしましょう。
3. 保管方法
電動丸鋸を長期間使用しない場合は、適切な場所に保管することが重要です。湿気や直射日光を避け、乾燥した場所に保管することで、工具の劣化を防ぐことができます。また、保管時にはブレードを取り外しておくことをおすすめします。
電動丸鋸を使ったDIY作業例
1. 棚の製作
電動丸鋸を使えば、木材を正確に切断して、おしゃれな棚を製作することができます。自分好みのデザインやサイズで作れるため、部屋のインテリアにぴったりのオリジナル家具を作成できます。
2.家具の製作
ガーデン用のテーブルやベンチなど、屋外家具の製作にも電動丸鋸が大活躍します。耐久性のある木材を使用して、長く使える素敵なガーデン家具を作ってみましょう。
3. 壁面装飾の製作
壁面に取り付ける装飾や棚板を作成する際にも、電動丸鋸は非常に便利です。自分のアイデアを形にして、オリジナルの壁面装飾を楽しむことができます。